車庫証明の取り方、必要書類とは?【自分で申請できます】

目次

車庫証明とは

車庫証明とは、使用する自動車の保管場所が確保されていることを、警察署長が証明するものです。

運輸支局での、登録手続きに必要な書類の一つです。

正式名称は「自動車保管場所証明書」といいますが、一般的には「車庫証明」として知られています。 

軽自動車は車庫証明が不要?

軽自動車の車庫証明は、必要な地域と不要な地域に分かれます。

人口の多いエリアや都市圏では車庫証明が必要な場合が多いですが、自治体によるため確認が必要です。

車庫証明のとり方

必要書類

車庫証明に必要な書類は以下の通りです。

番号書類保管場所を自己所有している場合保管場所を借りて使用している場合
自動車保管場所証明申請書
保管場所標章交付申請書
保管場所の所在図・配置図
保管場所使用権原疎明書面(自認書)×
保管場所使用承諾証明書×
使用の本拠の位置が確認できるもの必要な場合がある(下記参照)必要な場合がある(下記参照)

保管場所(車庫)を自己所有している場合と、借りて使用している場合では、必要な書類が一部違うので注意が必要です。

また、自動車の保有者の住民票等の住所と使用の本拠の位置が異なる場合には「使用の本拠の位置が確認できるもの」が必要になるので注意です。

使用の本拠の位置が確認できるもの

・電気・ガス等の公共料金の領収書
・消印のある郵便物
・運転免許証  等居住又は営業所等が確認できるもの

そよぎ井上

東京本店所有のクルマを大阪支店で使用するときなどが該当しますね。

申請の流れ

STEP1 必要書類を準備
必要書類は、保管場所管轄の警察署で貰えます。警察署のHPでもダウンロードできます。福岡県の書式は当事務所のページでもダウンロードできます。
書類のダウンロードページ
STEP2 管轄の警察署に書類を提出
必要書類の準備ができたら、管轄の警察署に書類を提出します。その際に手数料の支払いが必要です。
普通自動車の場合は、2,500円前後(福岡県は2,200円)
手数料は収入印紙で支払います。事前に準備する必要はなく警察署で購入することも可能です。
受付時間は平日の日中のみです。コロナ禍により、受付時間を短縮している場合もあるので注意が必要。(福岡県は2021/6/15現在午前9時から午後4時
当日は申請のみとなるので、この日の手続は終了となります。
STEP3 中2〜3日後に警察署で車庫証明一式を受け取る
中2〜3日(営業日のみカウント)を挟んで車庫証明一式が交付されるので警察署に訪問して受け取ります。
【車庫証明一式】
・自動車保管場所証明書・保管場所標章番号通知書・保管場所標章
「保管場所標章」は500円程度の交付手数料が必要となります。(福岡県は550円)

手続きを行政書士に依頼するメリット・デメリット

メリット

警察署への申請や受取を代行してもらえる

車庫証明の取得には、申請と受取の2回、警察署に訪問する必要があります。

距離が遠い、平日は忙しいなど、警察署に行くことが難しい人にとってはメリットです。

書類の作成も行ってもらえる

申請書や保管場所の所在図・配置図など、下記慣れていない人は作成に時間がかかる書類です。

行政書士は書類の作成代行も行えますので、最短で申請を行うことが可能です。(別途料金が発生する場合あり)

デメリット

費用がかかる

デメリットは費用がかかるということです、

自分で書類を準備できる、警察署にも行くことが出来るという人はコストを払って依頼する必要はないかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は車庫証明の取り方についてまとめました。

車庫証明の申請は難しい手続きではありません。

自分で申請することは可能なので、この記事を参考にして頂ければ幸いです。

・警察署に行くのが難しい
・書類を作成するのが面倒、難しい

という人は、行政書士に依頼するのがいいと思われます。

当事務所でも、車庫証明の申請代行を行っておりますので、ぜひご利用下さい。

この記事を書いた人

そよぎ行政書士事務所 井上 護
そよぎ行政書士事務所 井上 護
1980年生まれ。A型。福岡在住の行政書士。2級FP技能士。
40歳にして脱サラ。令和2年度行政書士試験に合格し「そよぎ行政書士事務所」を開設。許認可業務に加えWeb制作も行う。